「半七捕物帳」の感想
半七捕物帳
はんしちとりものちょう

49 大阪屋花鳥

49 おおさかやかちょう

岡本綺堂

分量:約68
書き出し:一明治三十年三月十五日の暁方《あけがた》に、吉原|仲《なか》の町《ちょう》の引手茶屋桐半の裏手から出火して、廓内《かくない》百六十戸ほどを焼いたことがある。無論に引手茶屋ばかりでなく、貸座敷も大半は煙りとなって、吉原近来の大火と云われた。それから四、五日の後に半七老人を訪問すると、老人は火事の噂をはじめた。「吉原がたいそう焼けたそうですね。あなたにお係り合いはありませんか」「御冗談でしょう。しかし...
更新日: 2024/06/19
8eb05d040692さんの感想

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