泉鏡花
この類いはこの時代流行ったのかしらと思うくらいたくさんある。泉鏡花まで手を出していたとは。 すずめちゅんちゅんあたりで止まっててもよかったのに。
この人がこんなにかわいいだけの話を書くのかと、驚きながら読み進めた。雀の可愛さを、折々の季節の描写とともにしっとりと綴る 中篇だが、.最後の方にドキリとさせられる体験談がある。
こんな美しい日本語を書く人もういないだろうな。