「葱」の感想
ねぎ
初出:「新小説」1920(大正9)年1月

芥川竜之介

分量:約24
書き出し:おれは締切日を明日《みょうにち》に控えた今夜、一気|呵成《かせい》にこの小説を書こうと思う。いや、書こうと思うのではない。書かなければならなくなってしまったのである。では何を書くかと云うと、——それは次の本文を読んで頂くよりほかに仕方はない。—————————————————————————神田《かんだ》神保町辺《じんぼうちょうへん》のあるカッフェに、お君《きみ》さんと云う女給仕がいる。年は十五と...
更新日: 2025/02/08
8eb05d040692さんの感想

面白かった。終わり方も良く、読後にちょっと笑ってしまった

更新日: 2021/12/11
df2e0050b50aさんの感想

すごく鮮やかな短編。着眼点が面白い。

更新日: 2020/08/04
19双之川喜41さんの感想

 カフェの 人気の 女給との 初デイト中に 女は 思わず 値段にひかれて 葱を 買い込んでしまう。とんだ 楽屋を さらけ出して しまうけど 実は 締め切りが 迫っている 書き手も 手の内を 開帳してしまうように 見せて 巧みな技を 披瀝しているとも 言えると 感じた。

更新日: 2019/10/16
e5185a43e730さんの感想

芥川の女性に対する暖かさを感じた。