教科書で読んだ記憶がある。 そのときは、単純に「真の知恵者は身をやつして地味にしてるものだ」というくらいにしか捉えてなかった。 数十年も経て、世の中の多重構造を実感すると、「位相が違うとはこういうことかも」と感じた。

　病を治してくれた僧のいた寺を　訪ねると言う話です。 最後のセリフは　「しゃべったな」なので　信仰もない人の寺参りを揶揄しているのかとも思うのですけど　意味のとりにくい仕立てとは思う。

一度読んだ。

名前は聞いていたがこんな感じかー、という。

なんとも短編の良さを感じます。