残穢見てなかったら嬰児殺しの意味分からなかったわ
明治後期か大正の作品と思われるが当時の日本は貧しかった。親もいない子はどれ程か想像はつく。叔父には捨てられ男には騙され子供まで産む、働きには出れない。ネギ1束の盗みがバレて彼女は究極の選択をする。似た様な人生を歩んだ女性は少なくはあるまい。
お作には 後ろ楯になるようなものは 一切ない。 彼女の 半生を振り返ってみても いつ自死しても おかしくない 悲惨な生活だった。 嬰児またはネギが 引き金になったかは 判らない。双75
つまらぬ男の子供を産まぬと思ったが、産んでしまった後は赤ちゃんの事が母親として気になり、お腹を空かせぬと、空腹を解決しようと畑に入って、葱を手にする。赤ちゃん殺しがいる。誰のことやろうか?