「作家の手帖」の感想
作家の手帖
さっかのてちょう

太宰治

分量:約15
書き出し:ことしの七夕《たなばた》は、例年になく心にしみた。七夕は女の子のお祭である。女の子が、織機のわざをはじめ、お針など、すべて手芸に巧みになるように織女星《しょくじょせい》にお祈りをする宵《よい》である。支那に於いては棹《さお》の端に五色の糸をかけてお祭りをするのだそうであるが、日本では、藪《やぶ》から切って来たばかりの青い葉のついた竹に五色の紙を吊《つ》り下げて、それを門口に立てるのである。竹の小枝...
更新日: 2025/05/14
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  煙草の 火の 貸し 借りは 少し 前までは  街中 などで 見かける ことは あったようだ。ありがとうと 言われたら はばかりさまと 応えたり するのは 初耳だった。次作の 構想に 触れられて いるので 手帖と いえば 手帖 なんだろうなと 感じた。

更新日: 2021/08/25
bc43847ac151さんの感想

七夕の話から、煙草の火を貰ったときの挨拶、戦争の話まで色んなことが書かれていて興味深かった。

更新日: 2019/07/29
いちにいさんの感想

作家の手帳、というタイトルは失敗だった。イヤ、成功かもしれない。論点がわからぬ、話題が飛ぶ。雑記帳だ。