夏目漱石
推理小説になりますね。
夏目漱石の探偵小説(?) 一読して横溝正史の「孔雀屏風」を連想した。もしかしたら横溝正史は夏目漱石の「趣味の遺伝」を下敷きにしたのかもしれない。
恋愛感情を 後の世に引き継ぐことは 随分 とっぴな 思いつきという他無い。 凱旋将軍を 駅頭に 迎える群集を 軽妙な語り口で 描写しているので 油断してると 読後に もしや 静かな反戦作品かなと 考え込むかも知れない。