「『聖書』の権威」の感想
『聖書』の権威
せいしょのけんい
初出:「新潮」1916(大正5)年10月号

有島武郎

分量:約2
書き出し:私には口はばったい云い分かも知れませんが聖書と云う外はありません。聖書が私を最も感動せしめたのは矢張り私の青年時代であったと思います。人には性の要求と生の疑問とに、圧倒される荷を負わされる青年と云う時期があります。私の心の中では聖書と性慾とが激しい争闘をしました。芸術的の衝動は性欲に加担し、道義的の衝動は聖書に加担しました。私の熱情はその間を如何《ど》う調和すべきかを知りませんでした。而して悩みま...
更新日: 2017/11/12
b36d4dc785b5さんの感想

自分自身で分からないことや答えが出ないものは本にするべきではないということが彼の意見。私は、委ねていて、途中で、あれ?と思って最後、結局、何が言いたいのか分からなく、ムズムズした。

更新日: 2016/06/04
芦屋のまーちゃんさんの感想

キリスト者だけの所有物でないところに聖書の権威があるのだと思う。 しかし、未だ読破できてない。