「老いたる素戔嗚尊」の感想
老いたる素戔嗚尊
おいたるすさのおのみこと
初出:「大阪毎日新聞」「東京日日新聞」1920(大正9)年3~6月

芥川竜之介

分量:約32
書き出し:一高志《こし》の大蛇《をろち》を退治した素戔嗚《すさのを》は、櫛名田姫《くしなだひめ》を娶《めと》ると同時に、足名椎《あしなつち》が治めてゐた部落の長《をさ》となる事になつた。足名椎は彼等夫婦の為に、出雲《いづも》の須賀へ八広殿《やひろどの》を建てた。宮は千木《ちぎ》が天雲《あまぐも》に隠れる程大きな建築であつた。彼は新しい妻と共に、静な朝夕を送り始めた。風の声も浪の水沫《しぶき》も、或は夜空の星...
更新日: 2023/12/05
19双之川喜41さんの感想

 引退した 素戔嗚尊は  娘の 恋人が 気に入らなくて  いろいろと 難問を 問いかけたけど 最後に  二人の将来を  寿ぐ ことにはなった。  過ちは人の常  許すは 神のわざなり と言うとおり 元々は 神であったこともあり  さらに 高みへ 昇り 崇められるようになった。

更新日: 2022/04/05
515ea6303594さんの感想

日本神話の一場面がこんなにカッコ良く…天才。