「旅僧」の感想
旅僧
たびそう

泉鏡花

分量:約24
書き出し:上去《い》にし年《とし》秋《あき》のはじめ、汽船《きせん》加能丸《かのうまる》の百餘《ひやくよ》の乘客《じようかく》を搭載《たふさい》して、加州《かしう》金石《かないは》に向《むか》ひて、越前《ゑちぜん》敦賀港《つるがかう》を發《はつ》するや、一天《いつてん》麗朗《うらゝか》に微風《びふう》船首《せんしゆ》を撫《な》でて、海路《かいろ》の平穩《へいをん》を極《きは》めたるにも關《かゝ》はらず、乘客...
更新日: 2022/02/06
19双之川喜41さんの感想

 一人坊主は 縁起が悪いと 舟中の衆は 嵐はお前のせいだからと 責め立てる。 取り合えず 自らをたのむことこそ 肝要と 衆愚に説く。               

更新日: 2016/07/21
c84b11e22594さんの感想

あやふやなことよりも確かなもの。神仏と言うものよりも、まずは自分を信じなさい、と言うこと。