「深夜の市長」の感想
深夜の市長
しんやのしちょう
初出:「新青年」博文館、1936(昭和11)年2月~6月

海野十三

分量:約280
書き出し:ナニシロコレハ一篇ノ小説デアル。作中、T市長ダノ銀座ダノトイウ名詞ガ出テクルガ、コレハ決シテ何処カノ帝都ニアッタ実話ナドヲもでるニシタモノデハゴザイマセン。1「深夜の市長」に始めて会ったのは、陽春とは名ばかりの、恐ろしく底冷えのする三月二十九日の夜のことだった。ラジオの気象通報は、中国大陸にあった高気圧が東行してかなり裏日本に迫り、北西風が強く吹き募ってきたことを報じた上、T市地方は二、三日うちに...
更新日: 2018/10/23
gnosaさんの感想

謎が謎を呼ぶ、相当シュールな話。 東京はかつてこんな魔都のような街だったと思うと楽しい。

更新日: 2015/06/28
c8f87b74aafeさんの感想

自身初の海野作品 現代の小説慣れしている身では読むのに手こずるかなと思いきや、スムーズに読み進めることができました え?そうくる?って感じの結末