「階段」の感想
階段
かいだん
初出:「新青年」博文館、1930(昭和5)年10月号

海野十三

分量:約44
書き出し:1出来ることなら、綺麗に抹殺してしまいたい僕の人生だ。それを決行させては呉《く》れない「彼奴《きゃつ》」を呪《のろ》う。「彼奴」は何処《どこ》から飛んできて僕にたかったものなんだか、又はもともと僕の身体のうちに隠れていたものが、或る拍子に殻《から》を破ってあらわれ出でたものなんだか判然しないのであるが、兎《と》も角《かく》も「彼奴」にひきずられ、その淫猥《いや》らしい興奮を乗せて、命の続くかぎりは...
更新日: 2015/06/30
寝子さんの感想

最後、!な展開。読みやすいし長さも丁度良くテンポよく読めた。オチもあってスッキリ。