海野十三
いつの世も、不幸な私達は、こうして他人に人生を狂わせられる。 主人公の「わたし」はキット地獄の炎で焼かれればいい。この世で裁かれなくても。 世の中のイジメを意識せずに誰かをイジメている「あなた」への物語だな。 巡り巡る私への警告かもしれない。 ココロの中でくすぶる罪の火種が、やがて地獄の煉獄と、許されるのか?
主人公のちょっとしたいたずら心と三角形という発想が面白く、にやけながら読んでしまった。△△△△