芥川竜之介
他の宗教を警戒する神父の狭い料簡でキリスト教がどんなものが知れる。幻想を語る神父と較べて、おしのは現実をしっかりと捉えて逞しい。
とても痛快な読後感
臆病者を 崇める 宗旨に 取り柄はない。 亡夫の 長男の病気の治療に 訪れた南蛮寺の宣教師に 云い放つ。 教祖に 蛮勇がないと そしられても 師は ただただ 瞠目して 見送るしかない。無理筋と 云うべきかと感じた。
何か痛快で大好きな話です。