「蠅男」の感想
蠅男
はえおとこ
初出:「講談雑誌」1937(昭和12)年1月号~10月号

海野十三

分量:約309
書き出し:発端問題の「蠅男《はえおとこ》」と呼ばれる不可思議なる人物は、案外その以前から、われわれとおなじ空気を吸っていたのだ。只《ただ》われわれは、よもやそういう奇怪きわまる生物が、身辺近くに棲息《せいそく》していようなどとは、夢にも知らなかったばかりだった。まことにわれわれは、へいぜい目にも耳にもさとく、裏街の抜け裏の一つ一つはいうにおよばず、溝板《どぶいた》の下に三日前から転がっている鼠《ねずみ》の死...
更新日: 2019/10/29
19双之川喜41さんの感想

 ゴキブリ男ならぬ 蝿男というのは 何故か。 機関銃を 撃ちまくる探偵小説は 相当 珍しいのではないか。 関西弁の饒舌体に 辟易すると感じた。