「気狂い機関車」の感想
気狂い機関車
きちがいきかんしゃ
初出:「新青年」博文館、1934(昭和9)年1月号

大阪圭吉

分量:約41
書き出し:一日本犯罪研究会発会式の席上で、数日前に偶然にも懇意になったM警察署の内木《うちき》司法主任から、不思議な殺人事件の急電を受けて冷い旅舎に真夜中過ぎの夢を破られた青山喬介と私は、クレバネットのレイン・コートに身を包んで烈しい風を真面《まとも》に受けながら、線路伝いに殺人現場のW停車場へ向って速足に歩き続けていた。沍《いて》て泣き喚く様な吹雪の夜の事だ。雪はやんでいたが、まだ身を切る様な烈風が吹|捲...
更新日: 2025/01/10
8ce1e1ed689eさんの感想

これは挿し絵で説明しないとちょっとわかりにくいですよね

更新日: 2022/01/22
阿波のケンさん36さんの感想

謎解きばかりで社会性が無いのと機関車に関する物事が今とは随分変わっており理解が難しいです

更新日: 2016/11/13
ca4b4bc0a1c8さんの感想

大阪圭吉の探偵・青山喬介。ワトスン役の「私」とのやり取りがシャーロック・ホームズのようで好きなシリーズ。ちょっと漢字が難しかったり、状況がわかりにくかったりするけど捜査の過程は面白く読める。