「羅生門」の感想
羅生門
らしょうもん
初出:「帝国文学」1915(大正4)年11月

芥川竜之介

分量:約19
書き出し:或日《あるひ》の暮方の事である。一人の下人が、羅生門《らしやうもん》の下で雨やみを待つてゐた。廣い門の下には、この男の外《ほか》に誰もゐない。唯、所々|丹塗《にぬり》の剥げた、大きな圓柱《まるばしら》に、蟋蟀《きり/″\す》が一匹とまつてゐる。羅生門《らしやうもん》が、朱雀大路《すじやくおおぢ》にある以上《いじやう》は、この男の外にも、雨《あめ》やみをする市女笠《いちめがさ》や揉烏帽子が、もう二三...
更新日: 2025/05/10
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  お前が やらかすなら 俺だってと 気を 楽に しておいて 悪事に 走る。はた目 から あれこれ 攻め 立てても ならば どうすれば 非難を 受け ないで すむのか 教えて やってくれ。なにしろ 食うに 事欠いて 貧窮の どん底から すこしでも 浮かび 上がるための やむを 得ない 行動 とも 言える。作者が 末尾の 行の 推敲に 心を 砕いた 意気込みも また 凄い わざだと 感じ 入りました。本稿は 推敲 前。

更新日: 2025/04/06
b162b76d191cさんの感想

短いから読みやすくていいと思う。ちょっとした時間に読める。

更新日: 2025/04/04
2a7233049c19さんの感想

地獄変は挫折したけど、羅生門はありえんくらい読みやすいね。時々読みたくなる作品。

更新日: 2025/02/02
db34bf50cfa1さんの感想

昔の話

更新日: 2025/01/01
1409e0a89a04さんの感想

高校の時に読んだのが懐かしかった

更新日: 2024/12/08
35e29bbaefcaさんの感想

まぁまぁ良かった

更新日: 2024/11/19
0c5019073911さんの感想

よかったと思います

更新日: 2024/07/29
8d690f7727caさんの感想

めちゃ短いんだね。知らなかった。この短編を黒澤明がどのように傑作映画にしたのか気になります。

更新日: 2024/07/17
3fadcffa6518さんの感想

主人公のブレブレなところがリアルでいい。 身ぐるみ剥がれた老婆はきっと死んで主人公は盗みで生きてくんだろうな。 でもそれは悪か?

更新日: 2024/05/28
2cc16fb90fedさんの感想

以前、読んだことがあったのですが、覚えていなかったようで、今回また改めて新鮮な気持ちで読みました。社会に出て理不尽さに人の正義とは??と問いたくなるのですが、そういうものだと言われたようで、人は自分に都合の良い理屈が正義となるのだと、肯定されたようで、すこし受け入れがたい内容でした。しかし、その人の心情と心の動きをシンプルに書かれた本であったと思います。

更新日: 2024/05/24
cad776ca5998さんの感想

更新日: 2024/04/11
8eccbdaa1729さんの感想

表現がいちいち小洒落ていて読んでいて楽しかった!

更新日: 2024/04/07
0d4408ea66f3さんの感想

私は、「下人の行方は誰も知らない」と言う最後のフレーズがとても大好きです!モヤッとした後味が残る感覚が読者に作品を印象深く残してくれます。結末が人によって変わるのも良いですよね。 ここに載ってるのは一番最初に掲載されたもので、下人の行方は〜に改変する前の「下人は、既に、雨を冒して、京都の町へ強盗を働きに急ぎつつあった」で終わってましたね。こっちは、落ちはひとつに絞られるぶん、「雨を冒して」などの小洒落た表現に心を奪われます。 どうして、最後の一文を変えたのか。それを考えるのも楽しいです! 最初から、情景が細かく描写されていて、情景が目の前に広がるのも大きな魅力だと思います。細かく描写すると言っても、単に「〇〇に〜があり、季節は〇〇の頃」と直接説明するのではなく、上手く自然を利用して表現していて、とてもオシャレだなと思います。それに伴った人間の心理表現も凄くて、そんなに頁数がある訳では無いのに、とても満足感があります!自分が下人の立場だったらどうなるだろうか。想像力掻き立てる、大好きな作品です!

更新日: 2024/02/20
某人さんの感想

老婆のある種の開き直りを目前とし、45日盗人をせずにいた男は悪事に走った。それは生への強い執着か。 悪事を働いても女のように命を落とす。老婆であっても悪事を働かねば生きてはいけぬことを悟ったのだと思う。人間はつくづく自分の命が大切であることをありありと描いているのだと思う。

更新日: 2024/01/07
a7a7e6236b2fさんの感想

中学生?の時読んだ記憶がある。老婆から衣服を奪い取り闇に消えていくってとこしか印象がなかった。 下人の置かれてる立場での感情の振り幅の大きさ。善にも悪にもなりえる一瞬一瞬。「生きる」を本能のみでは行えない人間。 最後のシーンの老婆は何を思ったのだろうか?

更新日: 2024/01/06
0cebf387eea8さんの感想

「生きるため」に心が荒む感覚。 学生の時は下人も老婆もどうしようないな、などと遠巻きに思っていましたが、社会人になって読むとこれが身近に感じられてしまって苦い気持ちになります。 ある意味大人になったと感じることのできる、二度は読みたい物語ですね。

更新日: 2024/01/06
d9256d29f209さんの感想

自己の目線だけでは見えなかった行動原理が見えてしまうことで、逆にそれが悪につながるとは。正の方向へ向かわないのが良い。まさしく人間のエゴですね。

更新日: 2023/12/28
7de275b85800さんの感想

常に1歩引いた視点でありながら、下人の今の状況や心情が描かれることでまるで下人の守護霊のように羅生門の出来事を観察した。しかし、最後に読者は老婆側の視点に立たされることになる。そこで、それまで常に共に居た下人は闇に消えたことが明らかになり、ついに読者にも観測できない存在になった。盗人となる下人はこれから闇の中で生きていくだろう。これまでは人に見られても気にする必要のない立場だった下人が誰にも見られるべきでない盗人になった転換を表現しているのかなと思う。

更新日: 2023/12/03
さんの感想

簡潔な作品だと思った。自分の中の哲学や倫理観がまだ確立されていないことや、実際にそれを使う場面にあった際、本当に保っていられるのか、揺らぐのだとしたらどのような姿勢で揺らぐべきかなどについて考えさせられた。

更新日: 2023/12/02
2ef984213b63さんの感想

よかった