「人形の話」の感想
人形の話
にんぎょうのはなし

折口信夫

分量:約11
書き出し:歌舞伎に関係のある話は、御祭りの芝の舞台の話でしまっておき、この章では話を変えて、人形の話を簡単にしておきたいと思う。前に人形の舞台と歌舞伎芝居の舞台との関係について、ごくおおざっぱな話をしておいたが、今日はそれからもう少し路を開いていきたいと思う。人形は室町になり突如としてある興行団体の手によって興行されだした。ということはいったいどういうことを意味しているか。これは室町になって、世間から認めら...
更新日: 2021/01/21
19双之川喜41さんの感想

 現在では 地の文▫詞▫さわりの 各部分は 別のものと みるのが大勢であるけど 昔は 地の文ばかりであっても 観客は 人形それ自身の語りと 感じてしまうという習性が 否定できなかった。 深い洞察と 感じた。