「わが町」の感想
わが町
わがまち

織田作之助

分量:約0
更新日: 2024/04/30
19双之川喜41さんの感想

 土方が 前の職である男が 車夫となり やがて 貧乏長屋に 住み着き 暮らしていく。映画の台本を 文章化した とのことで やや 混乱してしまう 読み手も そこそこ いるとは 思われるけど 別物(べつもの)と 考える ほうが 愉しめるかも しれない。抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)は 避けられないので 人前で 読むと 変な人と 誤解(ごかい)されるかもしれないと 思った。

更新日: 2017/01/30
b9ef941530ccさんの感想

織田作之助の我が町は、途中、夫婦善哉のコピペがある。全く同じ文面がだらだらと書かれている。柳吉と蝶子が出て来て、話の内容も全く同じ。主人公の他吉は、若きころフィリピンへ道路工事の人夫として働き、帰国後は人力車の引手として働き続ける。四つ橋の電気科学館のプラネタリウムを見ながら、南十字星を見て、フィリピンを懐かしんで死んだのか?一人の働く事に誇りを持って活きる人間像が書かれている。しかし、夫婦善哉のコピペと登場人物も夫婦善哉と寸分も違わぬ内容は辟易する。織田作之助はネタ切れか?