「やきもの読本」の感想
やきもの読本
やきものどくほん

小野賢一郎

分量:約56
書き出し:【やきものの歴史】やきものゝ歴史は古い、考古學の範圍にはいつてゆくと際限がない、また私のよく話し得るところでない。しかし、やきものが或時代の尖端をいつたものであつて、やきものゝ技を知る人が「瓦博士」などの稱呼で尊敬されてゐた時代のあつたことは確かである。我々は小學校の歴史で、百濟から瓦博士の來たことなど聞いた記憶がある。それが、ずつと後になると時代の流れに乘つて、權力者の保護を受け、氣位高くゐられ...
更新日: 2019/11/05
19双之川喜41さんの感想

 益子の窓繪をかく婆は 曲面に描くのは巧みだけど 平面に描くのは 調子がでないという。 昔の轆轤(ろくろ)のように ガタガタ廻るのは 味があるけど 精密な轆轤は 趣に欠けるらしいと感じた。