嘉村礒多
滅茶苦茶な 生活破綻作家のところに 毎日 通い詰めて 何しにで張るかは 良く判らないけど 足で蹴り合い 脛(すね)が火傷のように痛み それでも 先生の苛烈な高ぶった心魂に 私淑(ししゅく)している。 文学修行は 脛(すね)が丈夫でないと つとまらないと感じた。