「小田原陣」の感想
小田原陣
おだわらのじん

菊池寛

分量:約26
書き出し:関東の北条天正十五年七月、九州遠征から帰って来た秀吉にとって、日本国中その勢いの及ばないのは唯関東の北条氏あるだけだ。尤も奥羽地方にも其の経略の手は延びないけれど、北条氏の向背が一度決すれば、他は問題ではない。箱根山を千成|瓢箪《びょうたん》の馬印が越せば、総《すべ》て解決されるのである。聚楽第《じゅらくだい》行幸で、天下の群雄を膝下《しっか》に叩頭《こうとう》させて気をよくして居た時でも、秀吉の...
更新日: 2016/04/18
e04b901c793eさんの感想

後北条を大河ドラマにという悲願が小田原市民にはありますが、このストーリは含みが多く、膨らませればゆうに一大サーガが作れそうなポテンシャルを感じました。