芥川竜之介
凡夫の僕にはさっぱり分からなかった。人の子イエスの行状を後年の哲学者が意味付けをする。その哲学者と芥川の頭の中を解釈する頭脳明晰な人の解説を読んで分かったふりをしよう。
40章近くに 細かく章割りしてあるので かえって わかりにくいと思ってしまった。 西方の人は キリストをさし 東方の人は老子をさすらしい。 卑近な例を挙げて 理解の道筋を示すけど なかなか手強く 途方に暮れると感じた。