幸田露伴
ひょっとこ釣りは 針が ひょっとこの口のように 曲がっているので そう呼ばれている。春には 白魚や 鰻も 採れたらしい。屋形船は 藝妓 花札で 遊ぶので 季節かまわず 出てくるという。家族船は かなり 遠くから 遠征してきたようだ。
利根川、隅田川の漁と釣り屋形船などの文化が垣間見える。 鰻が絶滅していなかったときのお話。