小島烏水
山岳を登る様子が克明に記録されていてわかりやすい。
「一本たてる」とは 背負い梯子に 息杖を添えて 立ったまま 休むことだそうである。 歩度測量計なるものを 無くすが 後日 拾ってくれた人がいた。 鳥水ならではの 表現は 旅愁を誘うと感じた。