芥川竜之介
五百石積みの 金毘羅船に乗って 長州征伐に行く 侍たちは 虱の 攻撃に 閉口し 虱 暖房派と 虱 食料派に分かれ 船内で刃傷沙汰まで起こしたりする。 大事の前の小事 とでも言うのだろうか。 読んでてなんだか 体がむず痒くなってくるけど 芥川の ユーモアにも 吹き出し てしまう 。