02 (下)
島崎藤村
確かに 最高峰に位置する作品とはおもう。 ただ 大規模に 故郷ごと根こそぎに無くなっている震災を目の当たりにすると 曖昧で 徹底せず 拡がりに乏しい『家』でさえも 無くなって知る家の恩と感じてしまう。