「駒台の発案者」の感想
駒台の発案者
こまだいのはつあんしゃ

関根金次郎

分量:約4
書き出し:京橋の新富町《しんとみちやう》に、小松将棋所といふのがあつた。こゝの主人は小松|三香《さんきやう》と云ひ、将棋は四段であつたが、ある日、わたしがたづねて行くと、「ちやうどいゝところへきた。——品川に川島楼といふ貸座敷があるが、その飯塚といふ主人が将棋が好きで、そこへ行くと飲ましてくれるし、また褒美《ほうび》にありつけるかも知れぬ。もし、暇だつたら行つてみたらよからう。」と、いふ。酒をのませてくれた...
更新日: 2016/10/23
c1b798e708b0さんの感想

駒台がそれほど遠くない過去の発明だという事実に素直に驚く