太宰治
これはもう小説でなく戯曲と呼べそうな作品。台詞ばっかりは正直疲れる。
本来のハムレットを知っていながら読みました。これはこれで面白いと思います。
昔も今も変わらない組織の中のしがらみ、男と女の勘違い。ありのままの人間の姿。正義はあまりに振りかざしすぎると矛盾が生じ悪となる。いつの時代に読んでも現実を考えさせられる作品。