「愛と美について」の感想
愛と美について
あいとびについて
初出:「愛と美について」竹村書房、1939(昭和14)年5月

太宰治

分量:約33
書き出し:兄妹、五人あって、みんなロマンスが好きだった。長男は二十九歳。法学士である。ひとに接するとき、少し尊大ぶる悪癖があるけれども、これは彼自身の弱さを庇《かば》う鬼の面《めん》であって、まことは弱く、とても優しい。弟妹たちと映画を見にいって、これは駄作だ、愚劣だと言いながら、その映画のさむらいの義理人情にまいって、まず、まっさきに泣いてしまうのは、いつも、この長兄である。それにきまっていた。映画館を出...
更新日: 2023/10/30
abea6992a4deさんの感想

流れるように話がつながっているような、いないようなところが好きなところ。最後、お母さん(笑)

更新日: 2020/11/24
19双之川喜41さんの感想

 兄弟姉妹五人で 集い 順番に 物語りを 即興で 紡ぎ 継ぐ。 いわく 皆 ロマン好きと 言う。 散文の 連歌 即興創作 とでも よぶのかな。 今一つ 「愛と美」は 五人にあるのか 速成の物語りに あるのかは 判然と しないと思った。

更新日: 2018/03/18
青空文子さんの感想

仲の良い家族の情景が思い浮かぶ。即興の小説を順番に繋げていくという遊び、とても楽しそうでやってみたい。

更新日: 2018/01/19
77bae0f32e0fさんの感想

何かが足りない

更新日: 2016/11/19
e7d6c9a5394eさんの感想

良かった。

更新日: 2016/06/25
1dbde5ace62dさんの感想

兄弟。ニート。それぞれの性格の汚点。それらの組み合わせに喜ぶ母。