出だし 流島の 話かなと 見当をつけた。 が 丁寧な自然描写が展開し 霧の中に迷って 島を二回もさまよい歩いたことや 哲学的な会話がかわされると 暗喩を探ったりしつつ読み進んだ。 終わりは 不意に 足払いを食らったみたいだと思った。
ダンディー。軍曹といったほうがしっくりくるような感じ。新入りも頼りないと思ったが、存外勇気がある。続編を期待してしまう。太宰さんの中では、どのような「そのあと」を描いていたのだろうか。
「猿ヶ島」という題名なのに、なんというイケメン!震え上がりました。 太宰治節全開で、たまりません。 声に出して読むのがおすすめです。
15分 二匹の猿の対話と、自然描写。 しかし、最後には落ちがある。
よい