モンテーニュやベーコンのような真似を芥川もしていたようだ 題名は知っていたが、まさかエッセイ集とは知らず。今になった、 さて、中身は飛ばし読みで可、 強いて印象的なのは、この世は地獄以上に地獄的というような表現、 地獄には規則性があるが、人生には規則性はなく不連続である、それが地獄より地獄的由縁。 あとは、よく言われていることだ。
警句集である。 海外の類書として 「悪魔の事典」が 知られている。 負けているのではないか 竜之介が 抜きん出ているようには 思えない。 ただ 「人生は一箱のマッチに似ている。云々」は 知られており 言えて妙であり 同感する。