「唖娘スバー」の感想
唖娘スバー
おしむすめスバー
初出:「少女倶楽部」1923(大正12)年2月号

宮本百合子

分量:約18
書き出し:此スバーと云う物語は、インドの有名な哲学者で文学者の、タゴールが作ったものです。インド人ですが英国で勉強をし立派な沢山の本を書いています。六七年前、日本にも来た事がありました。此人の文章は実に美しく、云い表わしたい十のことは、三つの言葉でさとらせるように書きます。此物語の中にも沢山そう云う処がありますが、判り難そうな場処は言葉を足して、はっきり訳しました。此をお読みになる時は、熱い印度の、色の黒い...
更新日: 2016/08/10
2ae781e1191fさんの感想

少女の涙は、本当に美しかったのだと思う。悔しさなどを超えて、純粋に悲しみから流した涙だと思うから。