「歴史と文学」の感想
歴史と文学
れきしとぶんがく
初出:「月刊文章」1941(昭和16)年5月号

宮本百合子

分量:約5
書き出し:文学と歴史とのいきさつは、極めて多面で動的で、相互の連関の間に消長して行っているのが実際だと思う。この頃は、世界が一つの大きい転換に立っているということから、おのずから歴史への関心がたかまって、文学と歴史との課題もあちこちでとりあげられているのだが、文学における歴史の関係は、直接歴史を題材にした歴史文学だけの範囲にとどまらないところに私たちの考えるべき面白さがある。歴史とは過ぎ去った時代に私たちの...
更新日: 2020/05/15
dc7ac445de87さんの感想

大正時代の文学には大正という歴史が反映されるように、歴史と文学との関係は密接なんだなと。