「短歌習作」の感想
短歌習作
たんかしゅうさく

宮本百合子

分量:約3
書き出し:涙ぐみてうるむ瞳を足元になぐれば小石うち笑みてありかんしやくを起しゝあとの淋しさに澄む大空をツク/″\と見るものたらぬ頬を舌にてふくらませ瓦ころがる抜け歯の音きくうすらさむき秋の暮方なげやりに氷をかめば悲の湧く角砂糖のくずるゝ音をそときけば若き心はうす笑する首人形遠き京なるおもちや屋の店より我にとつぎ出しかなはにかみてうす笑する我よめは孔雀の羽かげ髷のみを出す物語り思ひ出つゝ我髪を切りて作りぬ細き...
更新日: 2016/09/05
YELLOWテントマンさんの感想

大正時代の作のようだが、十分理解出来た。