「徒党について」の感想
徒党について
ととうについて
初出:「文芸時代 第一巻第四号」1948(昭和23)年4月1日

太宰治

分量:約3
書き出し:徒党は、政治である。そうして、政治は、力だそうである。そんなら、徒党も、力という目標を以《もっ》て発明せられた機関かも知れない。しかもその力の、頼みの綱とするところは、やはり「多数」というところにあるらしく思われる。ところが、政治の場合に於いては、二百票よりも、三百票が絶対の、ほとんど神の審判の前に於けるがごとき勝利にもなるだろうが、文学の場合に於いては少しちがうようにも思われる。孤高。それは、昔...
更新日: 2025/03/01
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941   とかく めだかは 群れたがると 言われる けど 鮫だって 鯨だって 徒党を 組んだりは 良くある ことかも しれない。太宰は 友情 信頼を 徒党の 中に 見たことは ないと 断罪する けど そんなもの 無いのが 普通 でしょうと 感じた。

更新日: 2017/12/17
2d0418e6e01eさんの感想

同感。

更新日: 2017/12/16
f1f73e1dbf63さんの感想

徒党内の人間関係の煩わしさから「孤低」を選んだ方がマシ、とされている。だが、ただ単に、仲良くしたいと思える友人が現れていなかったなのかもしれない。