太宰先生の川端康成にたいする悪口、刺す。
川端康成へ 太宰治を読んで この本を読めばどう思うのだろう。 太宰治は『とても辛いんだ』『我慢できないんだ』と救いを求めてる 川端康成への怒りは鏡に映せば、辛さから救いを求めてる 後世からでも救いとなると信じる。 太宰治の旺盛な創作の幸せを念ず。 太宰治が患う川端康成という痼はきっと完治し楽になれる。 誰其これなどから救われますように
皆さん、「刺す。そうも思った」のところで吹いてしまったのは同じのようですね。私は太宰のエピソードを知ってこの作品を読みました。太宰は真面目に書いているのでしょうが、どうしてもあの文章で吹いてしまいます。「如是我聞」といい、本当に川端が嫌いだったのですね。太宰の作品が好きならば川端の作品も読んだ方が良いのだろうと思いました。これから「暗夜行路」などを読みあさります
刺す。は流石に草
生活に暗雲ありて と言われ 入賞逃す。 その弁解を縷々(るる)述べる。 曰く 推敲(すいこう)した 病気 転院、等々である。 これが とんだ 見当違いの弁明で 川端は 薬物依存を 暗に指したという。 太宰は 依存性が 遠因であることに 気が付いていたのか いないのか 誰にも判らないと感じた。
川端の良さが未だに分からん。「小鳥を飼い、舞踏を見るのがそんなに立派な生活なのか。」がズバーンと決まっていて流石。私は断然、太宰のほうが好き。
川端も 太宰も同じ 人間だもの
太宰の川端康成への こころの叫びが読んでいて ひしひしと伝わった
刺す云々の部分しか知らなかったので お前絶対許さねぇからなと声を荒げて罵った文章なんだろうなと思ってたけど 読んでみたらとても冷静でちくちくとした嫌味だったので意外 そしてその中にどこか品のある 教養のある感じがして笑った
「刺す。」 このエピソードを知って、気になっていたので読みました。 きっと太宰治は芥川龍之介をとても尊敬していたからというのもあり、芥川賞に非常に固執しており、生活のことなどを理由に落選したことが許せず、こういった文章を執筆したのだろうと思います。さすが多くの名作を残された作家の方なので、文章でその想いを表現されているが、素晴らしいと感じました。
心の底から芥川賞を欲しいと思っている作家は、太宰さん以外いるのかな?
刺す。そうも思った。のところがちょっと面白かった
川端康成大嫌いなのでよくわかります。
刺そうとも思った。大悪党だとも思った。錯乱した愛情だと思った。 入院生活を終えて読んだ文藝春秋がよほど気に入らなかったらしい(笑)
ただ、相手を罵るのではなく、平静を装いつつ、とても遠回しで相手のことを非難しているあたりが作家という人種らしいなあと思いました。
最後の一文がとても印象的。
「刺す。そうも思った。」のところで思わず吹きました。芥川龍之介を崇拝していたと有名な太宰なのでよっぽど芥川賞を取れなかったのがくやしかったんだろうなあ…そして川端康成はこれで一生根に持たれたんだろうと勝手に想像しました。
太宰治本人の、人間臭さが出てて非常に面白い。
太宰が川端の文章に、クレームをつけている。悪口だ!と言っている。 だが、川端の本心ではない、とも解釈している。逆に、川端の愛情も感じる、と言っている。 世間を気にして本心を言わない川端を残念に感じている。 太宰も愛情を持った作家のようだ。
間抜けか~