「狐と狸」の感想
狐と狸
きつねとたぬき

田中貢太郎

分量:約3
書き出し:燕《えん》の恵王《けいおう》の墓の上に、一疋の狐と一疋の狸が棲んでいた。二疋とも千余年を経た妖獣であったが、晋の司空《しくう》張華《ちょうか》の博学多才であることを知って、それをへこますつもりで、少年書生に化けて、馬に乗って出て往こうとすると、華表神《かひょうじん》が呼び止めて、「君達はどこへ往くのか」と聞いた。華表神とは墓の前にある鳥居の神である。狸は華表神の問いに答えて、「司空の張華と、議論し...
更新日: 2016/10/31
652a80165a76さんの感想

狐と狸のせいで諌めたのに鳥居の木の精がとばっちり食らう。