「老狐の怪」の感想
老狐の怪
ろうこのかい
田中貢太郎
分量:約2分
書き出し:
志玄《しげん》という僧があったが、戒行《かいぎょう》の厳しい僧で、法衣も布以外の物は身に著《つ》けない。また旅行しても寺などに宿を借らないで、郭外《こうがい》の林の中に寝た。ある時|縫州城《ほうしゅうじょう》の東十里の処へ往って墓場へ寝た。ところで、その晩は昼のような月夜で四辺《あたり》がよく見えた。ふと見ると、木の下に一疋の狐がいて、それが人のするように、傍にある髑髏《どくろ》を頭の上に乗っけて...
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更新日: 2022/08/06
c29aac685400さんの感想
よくある話だが淡々とした書き方が面白い
更新日: 2016/10/31
652a80165a76さんの感想
厳しい修行をして法力を授かった僧の話。 アジアの狐は人に化けて騙すのは共通なのかしらね?
更新日: 2016/01/04
藤ふじのさんの感想
狐の化け方が大変興味深いものでした。
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