「賈后と小吏」の感想
賈后と小吏
かこうとしょうり
田中貢太郎
分量:約13分
書き出し:
盗尉部《とういぶ》の小吏に美貌の青年があった。盗尉部の小吏といえば今なら警視庁の巡査か雇員というところだろう。そして、その青年は厮役《しえき》の賤を給し升斗《しょうと》の糧を謀ったというから、使丁《こづかい》か雑役夫位の給料をもらって、やっと生活していたものと見える。その美貌の青年が某日《あるひ》、晋の都となっている洛陽の郊外を歩いていた。上官の命令で巡回していたか、それとも金の工面《くめん》に往...
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更新日: 2016/10/31
652a80165a76さんの感想
美男子が醜女の賈后(賈南風の事?)と交わった話。 歴史上の烈女は伝説の仙女として描かれている。 まぁ賈南風なら化けて出そうどころか死んでからも恐ろしいよね。
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