「殺神記」の感想
殺神記
さつじんき

田中貢太郎

分量:約9
書き出し:唐の開元年中、郭元振《かくげんしん》は晋《しん》の国を出て汾《ふん》の方へ往った。彼は書剣を負うて遊学する曠達《こうたつ》な少年であった。某《ある》日《ひ》、宿を取り損ねて日が暮れてしまった。星が斑《まばら》に光っていた。路のむこうには真黒な峰が重なり重なりしていた。路は渓川《たにがわ》に沿うていた。遥か下の地の底のような処で水の音が聞えていた。鳥とも蝙蝠《こうもり》とも判らないようなものが、きい...
更新日: 2023/09/28
小猿さんの感想

恐ろしい神を信じるのは、弱さ、無知から来る。 真実ほど強いものはない。 真実を求めることが大事だ。

更新日: 2016/10/31
652a80165a76さんの感想

化物退治をした男が生贄にされた娘を助けて出世する。 どこの国にも似たような説話ってあるものですね。