「崔書生」の感想
崔書生
さいしょせい

田中貢太郎

分量:約7
書き出し:崔《さい》は長安の永楽里《えいらくり》という処に住んでいた。博陵《はくりょう》の生れで渭南《いなん》に別荘を持っていた。貞元年中のこと、清明《せいめい》の時分、渭南の別荘へ帰って往ったが、ある日、昭応《しょうおう》という処まで往くと陽が暮れてしまった。崔は驚いて馬をいそがした。そこは松や柏の茂った林の下で、まだ空の方は明るかったが、林の中はうっすらと暮れていた。と、見ると、すぐむこうの方に一人の綺...
更新日: 2023/08/20
小猿さんの感想

男に声をかけてくる絶世の美女やその連れは、怪しい。そう思うことにしよう。

更新日: 2016/10/31
652a80165a76さんの感想

既に亡い美女と遊び暮らす話が中国古典には多いね。