「断橋奇聞」の感想
断橋奇聞
だんきょうきぶん

田中貢太郎

分量:約32
書き出し:杭州の西湖へ往って宝叔塔《ほうしゅくとう》の在る宝石山の麓、日本領事館の下の方から湖の中に通じた一条の長※を通って孤山に遊んだ者は、その長※の中にある二つの石橋を渡って往く。石橋の一つは断橋で、一つは錦帯橋《きんたいきょう》であるが、この物語に関係のあるのは、その第一橋で、そこには聖祖帝の筆になった有名な断橋残雪の碑がある。元の至正年間のこと、姑蘇《こそ》、即ち今の蘇州に文世高《ぶんせいこう》とい...
更新日: 2021/03/10
19双之川喜41さんの感想

 ダブルの 棺桶は あまり聞いた事はないけど 二人は 運良く 蘇生したのである。 男は 一念発起して科挙の試験に合格して  女と の 結婚も許される。 数々の戦乱を掻い潜って 二人は幸せに くらすこととなる。 壮大な話の運びであると感じた。