「牡丹灯記」の感想
牡丹灯記
ぼたんとうき

田中貢太郎

分量:約20
書き出し:元の末に方国珍《ほうこくちん》という者が浙東《せつとう》の地に割拠すると、毎年正月十五日の上元の夜から五日間、明州で燈籠を点《つ》けさしたので、城内の者はそれを観て一晩中遊び戯れた。それは至正庚子《しせいこうし》の歳に当る上元の夜のことであった。家々の簷《のき》に掲げた燈籠に明るい月が射して、その燈は微赤く滲んだようにぼんやりとなって見えた。喬生《きょうせい》も自分の家の門口へ立って、観燈の夜の模...
更新日: 2015/12/22
奥津棄戸明さんの感想

あんまり情緒を感じない終わりかただ。翻訳しただけのものだから仕方ないかと思うし、文化の違いってことなのだろうと思う。円朝の牡丹灯籠の元になったとのことだそうだ。