「陸判」の感想
陸判
りくはん
田中貢太郎
分量:約17分
書き出し:
陵陽《りょうよう》の朱爾旦《しゅじたん》は字《あざな》を少明《しょうめい》といっていた。性質は豪放であったが、もともとぼんやりであったから、篤学の士であったけれども人に名を知られていなかった。ある日同窓の友達と酒を飲んでいたが、夜になったところで友達の一人がからかった。「君は豪傑だが、この夜更けに十王殿へ往って、左の廊下に在る判官をおぶってくることができるかね、できたなら皆で金を出しあって君の祝筵...
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更新日: 2015/04/17
d4230607a4b0さんの感想
翻訳の仕方もあるでしょうが、判官の口調がなんだかかわいらしい。 とても面白いお話しでした。
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