note to a friend の予習の為読みました。
素晴らしい!
鬼籍に入ったものを 偲ぶという意味か。 母親は 狂人で 煙管で殴ったりした。 父親も いまわの際に 狂い 軍艦が来た万歳とわめいた。 芥川は 翌年 自死した。 呪われた血かもしれないと感じた。
芥川にとっての理想の家族とは、一体どんなものだったのだろう。
亡くなった親族について述べた作品。 母が狂人となったのは長女が亡くなったことがきっかけだったそうな。 母が亡くなった幼い頃の記憶。 父が亡くなった青年の頃の思い出。 写真でしか知らない姉の死とその影響。 作者は家族を愛していたのだろう。 この作品を書いたとき、作者は姉と母と父の眠る墓に入る自身を想像していたのだろうか。