「虎の話」の感想
虎の話
とらのはなし
初出:「大阪毎日新聞」1926(大正15)年1月

芥川竜之介

分量:約4
書き出し:師走《しはす》の或|夜《よ》、父は五歳になる男の子を抱《だ》き、一しよに炬燵《こたつ》へはひつてゐる。子お父さん何《なに》かお話しをして!父何《なん》の話?子何《なん》でも。……うん、虎のお話が好《い》いや。父虎の話?虎の話は困つたな。子よう、虎の話をさあ。父虎の話と。……ぢや虎の話をして上げよう。昔、朝鮮のらつぱ卒《そつ》がね、すつかりお酒に酔つ払らつて、山路《やまみち》にぐうぐう寝てゐたとさ。...
更新日: 2019/11/03
19双之川喜41さんの感想

 五歳児にせがまれて お話をして 聴かせる。 ラッパ卒が 虎に 襲われて 苦し紛れに 肛門に ラッパを突っ込んだら 虎が死んでも ラッパが 鳴っていたは 面白い。 前門の狼 肛門の虎。