誰にでも 幼い頃の記憶が ほとんど なんの関連もなく よみがえってきてしまうことは あると思われる。良平の場合は 小田原熱海間の 軽便鉄道の 敷設工事の トロツコに 夢中になり 一人で 夕暮の中 半泣きで 板草履を脱ぎ棄て 駄菓子を放り出し 走り続け やっとの思いで 家に たどり着くのである。人生の 原体験が ときに 支えになったりすることは ないわけではないと想った。
確か昔、教科書に載っていたような気がします。改めて読んでみて内容を思い出しました。
線路の道は何の比喩だろうか
子供心をうまく表現していると思う。 自分もこんな体験があった、という感覚は思い出せる。
作品の中に出てくる「火照り」という言葉が、又吉さんの、「火花」という本のタイトルを思い起こさせた。ST
又吉さんが紹介していたので読んでみました。
いがいとおもしろかったよ!!(^▽^笑)