「デカルトと引用精神」の感想
デカルトと引用精神
デカルトといんようせいしん

戸坂潤

分量:約9
書き出し:古くダンテがイタリア語の父であるとされ、又降ってルターがドイツ語の完成者と云われるように、ルネ・デカルトはフランス語の恩人とされている。ダンテの『神曲』、ルターの『新約聖書』の翻訳に、その意味で比較すべきものは、『方法叙説』と呼ばれているあの 〔Discours de la Me'thode〕 である(之は屈折光学と気象学と幾何学との後から書かれたものでこれ等の序説の意味をも有っている)。これはデ...
更新日: 2024/03/05
e8c7576622c2さんの感想

大変興味深い。デカルトは読んだことがないが引用をしない学者いうのは現代でもあまり見かけない。それこそ、古い時代近代哲学の草創期だからこそできたのだろう