先日、朗読発表会で少年役をしました。 私は初めてこのお話を知ったのですが、先生のご指導はもちろん、朗読劇なので4人試行錯誤しながら無事終えることができました。 少年のすなおな心を大事に演じました。 しかし最後の台詞は疑念を少し感じながらもそれでも、お爺さんを励ましつつ、信じてあげてと言う気持ちで演じました。 とても、思い出に残る作品になりました。
話が 早く展開するので もう少し溜めがあってもいいかな。 廉の妹の墓に 歌時計のうたを 聴かせて 供養 出来なくなると いけないので、時計を 返す気になったのかもしれないと感じた。
男はこのあと、どこへ行くのか。読みながらふと、ポケットに手がのびる。
こころがほぐれていくような気持ちになるお話。 清廉潔白な少年の、嘘も飾りもない話を通して、男は自分が帰らない間でも父が自分を思っていることを知る。 何気なく盗んできたうた時計は、親子の絆であり、少年と死んだ妹の大事な絆でもあった。 男がどこに一番こころを動かされてうた時計と懐中時計を返したのかはわからないが、なんにせよ、じんわりあたたかいお話と思う。
本当にこの人の作品は自然に涙がでてきますね。
空気感が漂うほろ苦い作品です。 色がうかぶような描写が物語をひきたてて登場人物になった気がします。
会話のテンポが良くて読みやすい。情景が美しい。オルゴールの音が聞こえてきそうです。